チャーリーとチョコレート工場 感想

映画

原作は読んだことがあるけど、映画では見たことのなかった作品。

チャーリーとチョコレート工場の感想をここに。(ネタバレあり)

イギリスの小説家ロアルド・ダールの著作をもとにティムバートン監督が2005年に放映された作品。

ジョニーデップ演じるウィーリーウォンカが全世界に5枚のゴールデンチケットをウォンカチョコレートに入れ、

当たった5人の子供達を自身の巨大なチョコレート工場の見学に誘い、

不思議な工場見学を冒険するストーリー。

オスカー賞と書いてあったが、何度も見たくなるような名作だろうと思う。

見所ポイント1 チャーリーとチャーリーの家族の暖かさが見ていてぐっとくる。

チャーリーの素直で優しい気持ちにはぐっとくるシーンがある。

誕生日に買ってもらったウォンカチョコレートを家族と分け合って食べるシーンはいいなと思った。

貧乏な家庭だったけど、

お母さんの「キャベツのスープに合うのはやっぱりキャベツよ。」

とキャベツしかないことをポジティブに捉えるシーンは素敵だと思った。

見所ポイント2 モラルのない少年少女がひどいめに合うのが痛快

食べ過ぎの少年、傲慢な少女、わがままな少女、ゲーム好きの自分勝手な少年が工場でひどい目に合うのが痛快だろう。

食べ過ぎの少年はチョコレートの池に沈みパイプに詰まったり、

ガムを噛みまくる傲慢少女はブルーベリーのように青くなってしまったり、

父親がなんでもわがままを聞いてしまいわがままに育った少女はダストシュートでゴミだらけになったり、

ゲーム好きの自分勝手少年は転送装置で小さくなりキャンディーのばしでペラペラにされてしまうなどの表現が面白いし、

子供にとっても反面教師になって道徳の教材にもなっていると思う。

見所ポイント3 大きな工場のグラフィックの良さとミュージカルの可愛さ。

工場の中には美しいチョコレートの滝や食べれる草や綺麗なお菓子の果実などファンシー溢れる空間は見ていて面白いし、

フルコースが味わえるガムや、

大勢のリスがくるみを割って身を取り出すシーン、

リスが子供にのしかかるシーン、

転送にてチョコレートをテレビの中にテレポートさせるシーンなどワクワクしてしまう工場の魅力がたくさん詰まっているのが見所。

リスに関していえば実物のリスとは思えないのでCGだと思うけど毛並みとか本物のリスを撮影したように見えるのですごいと思った。

またウンパルンパの世界から来たウンパルンパという小人が都度ミュージカルで踊ってくれるのが可愛らしい。

顔がみんな同じに見えるけど、あの小人もCGなのか人を小さく写しているのかとても興味深いところだった。

感想・評価

2005年に上映されてから、私が初めて見たのは2024年。

時間が経過してもとても面白いCGで見れる映画でした。

その後の子供たちはみんなどうしているのか調べて見たところ

  • チャーリー役フレディ・ハイモアは今でも役者でテレビ・映画で大活躍。
  • バイオレット・ボーレガード役(ガムを噛んでいた少女)アナソフィア・ロブはその後も映画出演し2021年には婚約。
  • ベルーカ・ソルト役(お金持ちの父でわがままな少女)ジュリア・ウィンターはこの作品出演後は学業に専念し医学の道を歩む。
  • オーガスタス・グループ役(お菓子ばかり食べて太った少年)フィリップ・ウォーグラッツはその後何作か出演したのちは学業に専念しエンジニアへ。
  • マイク・ティービー役(ゲーム少年)ジョーダン・フライは2012年の映画から俳優業から遠ざかっていたが2022年からまた映画出演。

とのことでみんな自分の道を歩んでいるそう。

また10年後くらいにもう一度見たくなるだろう。

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