精神科訪問看護師をしている若宮です。
看護師経験13年やってます。
たかが13年ですがされど13年とのことでみてきた利用者様もそれなりに多いです。
精神科病院で4年、在宅の訪問看護9年やって現在も働いてます。
訪問看護では延べ約12000件ほど多くの人と関わってきました。
全ての仕事に言えると思うのですが、利用者様との信頼関係を気づくためには相手の話を聴くこと、そして会話を続けることが大切になります。
相手との信頼関係をうまく築くことができないと訪問に入ることができなくなるケースもあります。
と自己紹介はこんなところにして今回は会話を続けるコツ教えたいと思います。
私が思う会話を続けるコツは3つあります。
【会話を続けるコツ その1】相槌をうつこと。
話している時に相槌があるかどうかはとても重要です。
ねえ、〇〇さんと言われた時に無言でいたら相手は話せません。
ねえ、〇〇さんと言われたらん?と答えたら
あのね・・・と話ができていくわけです。
【会話を続けるコツ その2】相手の話を繰り返すこと。
例えば今日は晴れていいですねと利用者が話します。
そうですね、本当に晴れてていいですねと私は返します。
よく、はぁ〜と返す人がいらっしゃいます。
その場合は会話が続かずに沈黙してしまいます。
繰り返しとは相手の話をしっかりと受け止めたよというメッセージを相手に伝えることです。
もちろんアレンジしたっていいのです。
例えば今日は晴れてていいですねと話していたら、こんな晴れてると気持ちがいいですねと言い換えるとよりいいですよね。
【会話を続けるコツ その3】質問をすること。
訪問が慣れていない場合、会話が止まってしまい沈黙が続いてしまうことがあります。いい場合の沈黙もあるのですが気まずい雰囲気になるのは避けたいところですよね。
そんな時に有効なのは質問をすることです。
「最近調子どう?」
「その傘かっこいいね、どこで買ったの?」
などがそうでしょう。
慣れない人は最初はパッと思い浮かばないということもあるでしょう。
そんなときにおすすめなフレーズをまとめてみます。
話題の種類としては
きどにたてかけし衣食住と覚えておくといろいろなフレーズが出やすいです。
- き→気候 「桜綺麗ですね?」
- ど→道楽 「最近何して過ごしてますか?」
- に→ニュース 「昨日の地震揺れたね?」
- た→旅 「この前の熱海はどうだった?」
- て→天気 「あいにくの雨ですね?」
- か→家族「(病気などの)お父さんの調子どう?」
- け→健康「最近調子はどう?」
- し→仕事「最近は忙しい(仕事)?」
- 衣→「その服どこで買ったの?」
- 食→「今日の晩御飯は何の予定?」
- 住→「住んでるところは近いの?」
ちょっと挨拶が弾んで仲良くなったらこんなフレーズもおすすめです。
- 「宝くじが当たったら何を買う?」
- 「無人島に持って行くなら何?」
- 「明日地球に隕石が落ちるなら何をする?」
- 「昔ハマった漫画は?」
- 「最近食べた中で美味しかったお店を教えて?」
- 「結婚するなら顔?性格?」
- 「趣味は何?」
- 「好きなアニメは?好きな小説家は?」
- 「お酒は飲む?」
- 「休日は何をしている?」
- 「学生時代は何をしていた?」
- 「子供の頃何になりたかった?」
- 「今までどんな仕事をしていた?」
【会話を続けるコツ まとめ】
まとめると以下の3つということになります。
- 相槌をうつ
- 相手の話を繰り返す
- 質問をする
いかがだったでしょうか。
この記事を参考に一歩前に踏み出せるように祈っております。